製品情報

使うほどに味わい深い最高級の皮革製品

● 革は、真皮から作られます

真皮

ふつうに考えれば、空気にふれるいちばん表面の皮膚が、皮革製品でも表面になるはずです。しかし、実際にはちがいます。哺乳動物の皮は、a.外皮層、b.真皮層、c.皮下結合組織の三層から成り立っており、革として利用するのは、多くの場合、真皮層だけです。毛皮をつくる時を除いては、表皮層と毛は、鞣し以前に薬品と酵素の働きによって取り除いてしまいます。真皮層の組織は、タンパク質、コラーゲンでできています。この組織が、あらゆる方向に複雑に入り組んでからみ合い、丈夫な革を形づくっているのです。

● 本革の傷は「本物の証」

本物の証

自然界に生きている動物に傷はつきもので、ないのが不思議なくらいです。ところが、日本人は欧米人に比べて皮革との付き合いが浅いせいか、皮革についた傷を決定的な欠点として嫌う方が多いようです。
欧米人の場合、むしろ傷を本物の証としてデザインにとり入れるくらい、革の本質を良く知っています。日本でも若い人達の中に、そうした意識が芽生えてきたのは、よろこばしいことです。
天然皮革のナチュラルマーク「本物の証、生きていた証」

● 本革ファニチャーの魅力

本革ファニチャー

本革、とくに牛革ファニチャーが、本物志向の時代を反映してどんどん人気を伸ばしています。いい革とは、表面加工の少ない鞣革です。このように自然に近い革は、弾力性に富み、使いこむほどに良さがでます。しかし、自然のままだと、吸湿性が高くなり、汚れやすいのも事実です。実用性を考え、表面の雰囲気を殺さずに、いかに加工するかが皮革製造業者の腕の見せどころ。メルセンの皮革技術は、最も高く、色褪せや変色などが少ないトップ製品として抜群の評価を受けています。

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皮革製品紹介

匠の手で様々な工程を経て作られた最高級の皮革、その製品の一部をご紹介いたします。